"National Center for Contemporary Art"

Evgeny Umansky, Irina Tchesnokova, Elena Tsvetaeva (Kaliningrad Branch of the National Center for Contemporary Art, Russia)

 

本プロジェクトの社会的な性質は、拷問と処刑というものを終わらせるという、この社会の切迫した課題によって決定された。世界の対極的構造は、ますますそれらの間のコントラストを強め、ギャップを深くしているのだ。一方には機能的に機械化された、テクノロジーという遺伝子を持つ人類がおり、他方には過去何千年もの間ほとんど変化のなかった原始的な社会がある。両者の間隙は無数の民族主義のグループによって埋められているのだが、その彼らの間の重要な共通点は、その独特で様式化された拷問と処刑なのである。

もしかしたら社会的な諸局面の中に、そのような意見を真実であると裏付けてくれるものがあるかも知れない−−−それは、このプロジェクトの最終ステージにおいて達成されるものであり、そしてそれは、この重大な拷問と処刑という出来事に含まれる社会文化的な人間行動についての、統計学的かつ典型的な情報としてのものなのだ。さらにこのプロジェクトは、ホモ・サピエンスとしての人間の、相矛盾する二つの立場にその基礎をおいている。残酷性の中心には暴力と破壊のためのもっとも洗練された「仕組み」が存在する一方で、他方では環境保護に関する保護法案がされているのである。(オルガ・シシュコ)